静岡空港の影響

静岡空港からの台湾便が、3月25日から週3便往復運航されています。

静岡空港では、国内線は、昨年既に小松空港便、熊本便が撤退。

札幌、鹿児島、福岡の3路線は残りましたが、
便数も減るなど寂しい状態が続いていました。

札幌の友人から、札幌便がなくなる前に遊びに来いなどと嫌味を言われているのですが、
そんな中、新たに台湾便が国際線に加わりました。


台湾は世界随一の親日国。
比較すべきことではありませんが、
台湾からの東日本大震災への義援金額は200億円を超えるなど、
飛びぬけた金額です。
台湾の所得水準を考えると、その金額の重みが分ります。

八田與一氏を始めとする、当時の清廉な日本人の偉業が、
台湾の方々の心に今も尚響いていることもあるでしょうが、
本当に頭の下がることです。

日本の若い人達の中にも、義援金への感謝の気持ちを表すためもあり、
台湾を訪れる人が増えているそうで、
今回の台湾便の就航が、そうした流れの後押しをしてくれたら、
嬉しいことです。

6月には中国便も就航予定です。

中国の方には御殿場の不動産が人気があるようですが、
静岡市周辺地域でも、今後取引が増えてくることでしょう。