2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

カジノ閑話4

ユニバーサルエンターテインメント社は、フィリピンでカジノリゾート開発の計画を進めていました。この計画に際して、当該カジノ設置認可権の取得を有利に進めようとし、フィリピン政府高官に多額の現金を贈ったり、マカオやラスベガスなどのホテルで接待を…

カジノ閑話3

ユニバーサルエンターテインメントという会社、調べれば調べるほど凄い会社と思います。 企業小説や経済読本の対象になる材料がたくさんありそうです。綺麗ごとではない泥臭い話は、多くの人を惹きつけるに違いないと思います。 しかし、こうした企業を炙り…

カジノ閑話2

カジノといえば、経済効果は抜群で、海外ではアメリカなどの先進国以外でも、積極的に運営している所も少なくありません。 カジノは海外からの旅行客へのアピールポイントにもなりますし、新たな雇用創出などの成果も見込めます。 また経済効果として、遊戯…

カジノ閑話

カジノというとラスベガスやマカオが有名ですが、カンボジアも最近脚光を浴びているようです。 ベトナム国境近辺には、カジノが数多く、中国など海外からの来訪者以外にもASEAN諸国で余裕のある人達が興じているようです。カンボジアと言うと、ポルポト…

カジノ解禁

日本でもカジノ解禁に向かって、着々と準備が進められています。 日本政府が6月に策定する新成長戦略には、カジノ合法化による経済効果等が盛り込まれる予定のようです。 地域を限定した特区として、カジノを認める方向で検討されているようですが、地域を…

介護の観点から補助線を引いてみると

介護保険制度は2000年4月から導入されています。 国民に広く適用されるため当たり前のことと感じやすいからか、自分が傲慢なためか、普段、国の制度をありがたく思う機会はあまりありません。 しかし、この介護保険制度のお蔭で、介護の必要な高齢者を抱える…

ベトナム事情

先日、ベトナムビジネス状況の最新事情を伺う機会がありました。内容は、ベトナムの投資環境の最新事情の報告と物流事情についての詳細な説明と、 現地の工業団地等の紹介などでした。ベトナム北部の、ヴィンフック省から、人民委員会副委員長の、ハー・ホア…

引き続きトルコの話題

トルコ航空の元機長だったオルハン・スヨルジュさんが、今年の2月に逝去されたそうです。オルハン・スヨルジュさんは、1985年のイラン・イラク戦争時に、トルコ政府の命を受け、テヘランに取り残された200人以上の日本人を救出してくれた、トルコ航…

統治の心(6)

ちょっと時間が空いてしまいましたが、トルコの件の続きです。人の厚意に関しては、その金額の多寡を問題にすべきではないと思いますが、 問題の切り口としては、重要な側面になる場合があります。東日本大震災の際のトルコからの支援・義捐金も眼を惹くもの…

統治の心(5)

東日本大震災の際の義捐金が突出していたのが台湾でした。1人当たりのGDPや国力の差を考えれば、その数字が驚嘆すべきものなのが分かります。 毎日の生活に追われている台湾の人達の多くは、決して蓄えが豊かである訳でもないのに、日本のために救援物資…

統治の心(4)

猪瀬東京都知事の発言を受けた、トルコを訪問した安倍首相の機転に富んだ発言が、好感を持って受け容れられた様子で何よりです。トルコと言うと、真っ先に、ジンバブエとともに強烈な印象だったインフレの写真を連想してしまいます。 日本経済が落ち込みだし…

トップセールス

アメリカの歴代大統領は、友好国訪問の際に産業界からもスタッフを引き連れ、その国にアメリカが貢献できる産業のアピールを積極的に行ってきたという強い印象があります。一方では、日本の政治家は積極的に海外で日本の産業界の後押しをするという印象は薄…

フィフティ・フィフティ

先日の北方領土の交渉に関して、続報で詳細記事が出ていました。毎日新聞 4月30日(火)21時28分配信 によりますと、日本政府高官によると、プーチン氏は「大事な話をしないといけない」と北方領土問題を切り出し、ロシアが係争地の面積を2等分して境界を画定…