上海事情

本日お伺いしたKさんは上海のご出身。
海外出張から戻られたばかりのKさんに、業務報告をする傍ら、
いろいろなお話を伺いました。

交易関係のお仕事をされているKさんは、
今回半月ほど上海に行かれていたとのこと。
本業とは別に、日本茶を中国に広めようとされているということ。

製造方法で国際パテントを取っている、そのお茶は、
パッケージを見ると、製造者は私の近所の薬店でした。
カテキンを豊富に含んでおり、抗酸化作用や口臭対策等々、
高齢化が進んでいく社会に、用途は大きく広がっていきそうに思えます。

粉末、ティーバッグ、錠剤の3種類があるそうで、
錠剤をいただきましたが、爽快な苦味は後味の良いものでした。


上海から遊びにいらしている、義姉様に入れていただいた日本茶をいただきながら、消費税の動向をご説明したり、最新の上海情報をお伺いしました。

中国共産党に今激震が走っていること。

先般日本でも報道されていましたが、
常務委員の多数を占めている上海派閥(江沢民派)と太子党の対立で、
次期国家主席とされていた習近平氏が失脚したのではないかなどという憶測も流れています。
かわって対抗馬だった李克強氏が台頭しているという、政権争いのことかと思い、Kさんのお話に耳を傾けていました。

中国・日本と行き来し、客観的に本国を見ることができる立場のKさんが、
本国の重大事件と捉えていることを知り、
本当にこれをきっかけに中国が大きく変わっていくのかもしれないと感じました。

日本の政治も現在混乱しており、中国との関係もぎくしゃくしていますが、
政治はさておき、民間人との間で友好関係を深めていくことが重要ということで、Kさんと話が合いました。
ネットの世界では反日情報が飛び交っていますが、
Kさんのお話では、日本で懸念されているほど、中国の人達が日本を毛嫌いしているわけではないようです。

いろいろ見るところも多く、上海を案内しますよと言っていただきました。

いろいろな方と出会えるのが、この仕事の面白みでもあります。







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