分類の問題


本日、市内のマンションでオープンハウスを開催しました。

そのマンションに、朝早くに来場されたお客様は、
静岡市出身で現在県外に住まわれているお友達のために、
住まいを探しているとのことでした。

そのお友達は、ご主人も退職し、ご自分の出身地から離れた地に住む必要が無くなり、
生まれ育った静岡に戻りたいために、友人である来場されたお客様に住まいを探してもらっているとのことです。


詳しく伺ったところ、同様の友人がお二人いらっしゃるとのこと。
それぞれ、現在、名古屋と千葉とにお住まいとのこと。

昔から静岡は、若い人の中に、Uターン志向が強いと言われていましたが、
それは若い人だけではないようです。

若い人の場合、Uターン志向を覇気がないことの現れのように捉える風潮も一部にあるように思いますが、
故郷から外へ出て、故郷以外の地域に接することで、故郷の良さを再認識するということは、
どこの地域の出身の人でもありうるでしょう。

フロンテイア精神の強い人、異分子であり続けられる人、同化性の強い人、新しいことになかなか慣れない人、群れていないと不安な人、
状況状況で、長所として捉えられる場合、短所として捉えられる場合が出てきますが、
これは、長所や短所ととらえるよりも、一つの特色として考えた方がよいように思います。


いずれにしても、戻ることができるということは、恵まれているということでもあると思います。








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