参議院選

参議院議員選挙の開票が進んでいますが、事前予想通り自民党の圧勝に終わりそうです。
あれだけ国民や大マスコミの信任を受けた民主党は、衆議院選挙に続き、議席を大きく減らしています。

今しがた安倍首相のインタビューを見ていましたが、その表情は切れ目なく連綿と続く業務の途中で、インタビューに応じているといった感じでした。やらなければならない山積した難問に、少しも気を緩められないといった印象です。
その言動や表情に浮かれたような所が全く感じられず、見る人に安心感を与えるように思います。

ところで、NEWS ZEROのキャスター村尾氏が、安倍首相にまるで朝日新聞の得意技の、親中・親韓的紋切り型質問を投げかけているのを聞いていて、がっかりしてしまいました。この時点で、そのレベルのことを訊くのかと、好感度を持っていただけに、トホホな情けない気持ちになり、ザックJAPANの東アジアカップにチャンネルを替えてしまいました。
村尾氏本意の発言なのかどうかは分りません。反日主流の日本のマスコミで仕事をもらうためには、放送局の要請に応えた質問や発言をしないと、番組を降ろされたりすることもあるようですので、保身のためなのかもしれません。大手放送局にとって収益向上の証は視聴率と思いますが、マスコミで仕事を継続したいと願う人の目配り、気配りは視聴者よりは、局でありD社に向けられているのではないかと思います。

元々村尾氏は親民主党護憲派ではありますが、村尾氏の中国への配慮は日本の経済を守るためのものと考えられていたのではないかと思います。しかし、今日の発言は口では日本の経済を心配しているような言い方をしていましたが、靖国参拝を牽制したり、朝日と同レベルのものに聞こえました。

ともあれ、日本の舵取りは誰が行っても大変で、当たり前のことをやったのでは非難の嵐で、火の粉を被るのを厭わないというより、進んで火の中に入り自らの寿命を縮める位の覚悟・胆識がない人には務まらない筈です。

政治家にそこまでの覚悟が感じられないために、どこまで本気なのだろうか、この人は何に命を懸けるつもりなのだろうかと思うと、その政策遂行能力にも不安を感じてしまいます。