鷹匠一丁目
七間町から一昨年移転してきた、「海のビストロおかむら」さんに行ってきました。
料理は海の幸を素材とした、カジュアルフレンチといったところ。
お店は、不動産屋的には延長敷地で、住宅の場合は車の出し入れを考えて敬遠する方もいらっしゃいますが、私は嫌いではありません。
住宅でも、家単独でなく、植栽等外構を考えて家造りを行いますと、とても雰囲気の漂うお宅になります。
現在はおかむらさんですが、私はその前のお店の時から、その佇まいに惹かれるところがありました。
今回おかむらさんには初めてお伺いしました。
セノバの東側から歩いて2・3分のところです。
門をくぐって、砂利と敷石の通路を通り中に入ります。この間が、私はとても好きです。
日常と非日常、ハレとケ、単純に言えば外と内。その環境の変化に伴い、違和感のないように、この緩衝地帯が自然に、これから出会うであろう中の雰囲気に、心を馴染む準備をさせてくれます。
街場のビルの中に入っているお店でも、私はこういう創りのお店に心惹かれます。
評判の良いブイヤベースや魚料理でおいしいお酒をいただきました。
料理はお一人で調理していて、27年間ほどの業界経験だそうです。
帰り際に興味ある調理や業界のお話を伺いました。
一見さんの来店は期待できないこの場所。
生き残っているお店は、自ら評判を築き上げているお店。
料理とお酒と会話で楽しくて、写真を撮るなど忘れていました。
気付いた時は、最後の一品でした。変わってますね、オニオン料理。
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