トヨタ東日本

トヨタ自動車の東北の拠点が今月から稼働しています。

昨年、東日本大震災後に東北からいろいろな企業が撤退し、地元の雇用が減少していくという不安感が蔓延していました。

そんな時、
トヨタ自動車は、東北に拠点を作り、地元の人達を採用していくとの発表を行いました。
世界企業達と鎬を削るように切磋琢磨して省力化された近代工場では、雇用できる人数は限られるでしょうが、それでも、大きな被害を受け、途方に暮れていた地元にとって、明るい話題を提供することになりました。

その約束通り、トヨタの部品製造を担ってきた子会社3社が合併して、小型車の開発から生産を一貫して担当する「トヨタ自動車東日本」が7月1日に発足したのです。

トヨタの生産拠点の戦略にたまたま合致しただけなのかもしれませんが、昨年のあの時期の発表は、東北の人達に大きな力を与えたのではないかと思います。

年間50万台の生産予定ですが、アクアが好調で、上回る可能性もあるそうです。
一連の経過に、男気を感じます。




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