現代の焚書坑儒への一歩でしょうか?

北京市当局が出版社に対し、日本人作家や日本関係の書籍などについて出版を止めるよう通告をしていたことが、報道されていました。

日本の尖閣諸島国有化の報復措置の一環とみられると伝えられています。
北京市から中国全土に広がれば、中国に進出している日系出版業者にも影響が及びそうと不安視されていますが、どうなっていくのでしょう。


広州市で9月末から予定されていた日本などのアニメ・マンガに関するイベントが当局の指導により中止になったそうです。
また、中国国有の携帯電話大手「中国移動通信」は、NTTなど日系企業とともに提供していた日本のアニメや雑誌などの閲覧サービスの停止を発表したとのこと。

中国にも日本のアニメフリークは大勢いるでしょうに、無粋な話ですね。
もっとも、出版業界の方からすれば、無粋では済まず、死活問題だという方も多いでしょう。


韓国が日本の文化を長い間排除してきたのはよく知られていますが、中国も今後同様になっていくのでしょうか。
国民を洗脳していくには、情報統制がセオリーですので、常套手段と言えるとは思いますが。

中国ではネット接続も制限されていますが、いったん豊かさに触れた人達の欲望を、どこまで抑えることができるでしょうか。





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