報道の姿勢と良心の問題

日本で起きた犯罪で、外国人の方が巻き込まれたり犠牲になったと聞くと、私はとても嫌な気分になります。
これは、多くの日本人の方も同じ気分だと思います。
せっかく、異国の地から日本に興味を持って来てくれた人が、よりによって犯罪に巻き込まれるなんて、可哀想なことであり、犯罪に巻き込まれた方の故国にも申し訳ないという気持ちになります。

昨日も触れましたが、ルーシー・ジェーン・ブラックマンさん(当時21)の失踪事件が、何らかの犯罪に巻き込まれた可能性が高いと、当時大きく報道されました。
イギリスのご家族がルーシーさんの行方を探してもらいたいと訴える映像を見て、早く解決してあげなければならないのに、日本の警察は何をやっているのだろうかと、じれったさを感じました。勝手なものですが。


やがて犯人は捕まり、タイムズ(http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,108848-5,00.html)や、smh.com では犯人が在日である (He is a Korean-born, American-educated Japanese citizen) と報道しました。
また、ルーシーさんの父親がインタビューで「he made a point of saying that Obara was Korean.」という表現をされたそうです。

こういうところで、自分の立脚点を第一義に考える俗物だと自覚することになるのですが、私はルーシーさんの父親が、犯人を韓国人と認識していたことで、多少ホッとしたところがありました。

犯人が在日韓国人で、韓国名は金聖鐘と判ると、マスコミは報道のトーンが落ちたと言われています。マスコミは実名でなく織原城二という通名で報道しました。
日本のマスコミは、犯人を在日韓国人や、帰化人として報道してはいけないのです。日本人を犯人としないといけないようなのです。
そのため、事件は日本人の変質者の犯行ということに、広く世間では受け止められています。(イギリスでは正確に報道されているのですが)


いつも、こういう報道の実態に触れる時、マスコミ関係に勤める生粋の日本人の方にお聞きしたいと思います。
生粋の日本の方々は、職場で日本人であることに肩身の狭い思いをしているものなのでしょうか。
それとも、待遇の良い大企業勤務のため、他の日本人と違うという特権意識を持ち優越感に浸っていられるのでしょうか。

どちらにしても、日本人の魂を売り渡していることに後ろめたい気持ちを感じることはないのでしょうか。
自分は、そのメンタリティーが理解できません。
この国に生まれてきた子供達に、そのルーツを嘘で塗り固める報道姿勢で通し、外国人に日本人よりも優遇した特権を与えて、その分を日本人に税負担を強いて、日本の財政が破綻したら、どこかの国に身売りさせるつもりでしょうか。
心の底から、その国が日本よりも立派な国家だと思ってのことでしょうか。私には信じられません。


日本の大手マスコミは、既にジャーナリストしての使命は終わっていますが、海外でも執拗な侵蝕が進んでいます。
昨日も、コメント欄への投稿に、ためにする方の事例を載せましたが、

ルーシーさんの事件での英文の Wikipediaの犯人の紹介は、こんなふうに記載されています。

Joji Obara (織原 城二, Obara Joji, born 1952 in Osaka, Japan) is a convicted rapist who was accused of the rape and subsequent deaths of two women, British hostess Lucie Blackman in the summer of 2000 and Australian Carita Ridgway in 1992, and the rapes of six other women.

ここで、織原城二を韓国系日本人としているのを、日本人と書き換えるような要請を執拗にする人もいます。

この方は織原が在日韓国人であることを否定して、事実を覆い隠そうとし、日本人のイメージを貶めようとします。その主張の根拠が2チャンネルのスレというのも呆れてしまいますが、自分で2チャンネルに投稿して、そのスレを証拠としている可能性も考えられます。

この件で、反論をされている日本の方がいます。下記ブログの方は、WikipediaのEditページで論理的な議論をすすめています。大変な労力を払われていると思います。
http://blog.goo.ne.jp/wikiediter/e/368d235db50b5a5ef066d9036e6df4d0

しかし、韓国人の執拗さは根拠の薄弱さをも補って余りあるようです。
真面目で気の弱い人では、彼らの声での闘い等で、精神を壊されてしまいそうにもなる場合があります。
情報戦には組織力が必要に思いますが、その前に、たくさんの方が現状を把握して、世界観を客観的に認識できるようになる必要があります。

ルーシーさんの事件について、下記ブログが詳細を記述しています。マスコミの姿勢から、その意図が何なのか想像されて下さい。
http://makizushi33.ninja-web.net/sub4PAKUIRU.htm

これは、氷山の一角です。
とんでもない国になってしまいましたが、
この国を良くしていこうという方々も、増えつつあります。