2012-01-01から1年間の記事一覧

平和を貪っている間に

中国の次期トップと言われている習近平国家副主席は、対日強硬派と目されていますが、 先日の21日のASEAN博覧会で、南シナ海の領有権問題を平和的に解決すると述べ、協調路線をアピールしたそうです。南シナ海といえば、南沙諸島などでは、島を奪われた…

現代の焚書坑儒への一歩でしょうか?

北京市当局が出版社に対し、日本人作家や日本関係の書籍などについて出版を止めるよう通告をしていたことが、報道されていました。日本の尖閣諸島国有化の報復措置の一環とみられると伝えられています。 北京市から中国全土に広がれば、中国に進出している日…

日航再上場に見る経営者の身の律し方

日本航空が無事に再上場を果たしました。日航に対しては、不公平だと言う声を聞きます。 繰り越し欠損金の期間が7年から9年に延長されたりしています。税の優遇措置が今後も7年間続くということです。 法人税の免除額は、延べ9年間で4,300億円を超…

気持ちを暖めるアナウンスを

アメリカのQE3(量的緩和第3弾)が、いろいろなところで話題になっています。 大分好感されているようです。 事実上のゼロ金利政策の継続期間を15年半ばまで延長するとのこと。やはり、経済にアナウンス効果は欠かせないと思います。 さて、QE1、Q…

感度が?? (2)

16日に取りあげました、兵庫県川西市の県立高校2年生の男子生徒(17)自殺の件で、ご両親の話から、高校の校長が両親に「亡くなったことを学年集会で説明する際には、自殺ではなく不慮の事故だったことにできないか」と打診されていたそうです。ご両親が…

不作為の歴史はいつ頃から

尖閣諸島が国有化となり、一段落というか、無作為を続けることになりました。 過去の無作為と逃げ腰外交のつけで、中国では反日運動が盛り上がり、嫌日感情が広がっているようです。日本のこれまでの事なかれ主義が、反日運動の原因の一端でもあることを htt…

感度が??

9月2日に兵庫県川西市の県立高校2年の男子生徒(17)が自殺した件で、 学校側がいじめの存在を認めたそうです。この生徒は2学期が始まる前日の2日夜、同市内の自宅で首をつって自殺しましたが、遺書は見つかっていないそうです。両親によると、同校の…

お裾分け(いただきものではありませんが)

朝晩は大分涼しくなりましたが、昼間は、まだまだ暑い日が続きます。 どーか、涼しさを感じて下さい。 '

踏まれる痛み

足を踏まれている人の痛みは、なかなか踏んでいる人には分からないということは、自分でも触れることの多い話題です。自由主義国家という名目に安穏としていられる、特に日本のような国では、言論の自由、表現の自由を、何を言っても良い、どんな表現をして…

富士山といえば(2)

東日本大震災とその後の静岡県東部の地震による富士山のマグマだまりにかかった圧力は、 宝永地震の時よりも大きかったそうです。宝永地震の後に宝永噴火(1707年)が起きています。今回の場合も、 地震から数年たって噴火する可能性もあるために、警戒…

富士山といえば

富士山といえば、 東日本大震災と、その後静岡県東部に起きたマグニチュード6.4の地震とで、富士山のマグマだまりに噴火を誘引させかねない程の大きな圧力がかかったことが、つくば市の防災科学技術研究所などのチームの研究で分かったそうです。噴火の要因…

涼味数題

静岡市内からも、冬以外は、富士山が見える日というのはそれほど多くありません。冬はくっきりとした姿を見ることが多いのですが、今の時期は、独立峰だからそれらしく見えますが、 なんだか大きな山が遠くに見えるといった感じです。富士には雪見草がよく似…

どうも尖閣が気になります

尖閣諸島を今後も棚上げに捨て置くつもりの政府は、 それでも不安になったのでしょうか。 2010年にクリントン米国務長官が日本に最大限の秋波を送ってくれたのに、それを全く生かさず、無作為に月日を重ねたら、いつの間にか日本とアメリカの関係が冷め…

冬の陣か夏の陣か

6日の新聞に小さく載っていた記事がとても気になっていました。 中国訪問中のクリントン米国務長官は5日、北京での胡錦濤国家主席との会談後に会見し、中国が領有権を主張する尖閣諸島の問題を念頭に「(特定の)立場を取らない」との考えを中国側に会談で…

若くない人はどうでしょう

若い人達にとって、今の社会をどう生き抜いていったら良いかというテーマは、とても難しいことに思えます。身の回りには手本とする人・物が見当たりにくく、というよりは、情報が多すぎて、その中から何を選び、具体化するためにどう噛み砕いたら良いかとい…

差別が生まれるヒズミ

世の中は既得権者により体制化されるのが通常でしょうが、それが良いか悪いかはケースバイケースになると思います。社会の構成員によっても、良い結果となるかは異なります。民度の違いによっても変わるでしょう。どんな教育を受けているかによっても当然変…

視点が変わるとき(2)

登山隊の残していく大量のゴミ、酸素ボンベ、ボルトなどが後年になってずいぶん批判されるようになりました。 日本でも登山者の多い山では、例えば富士山のゴミや排泄物の処理等は切実な問題になっています。今では、アルプスやヒマラヤにおいても、同様の問…

視点が変わるとき

昨日記しました、K2登山隊がたくさんのポーターの助けを借りた上での偉業だったとしても、その価値が損なわれることではないでしょう。 K2に登頂できるのは限られた人にしかできませんし、成功したとしても、失敗したとしても、K2に挑戦した人の4人に…

ネパール、そういえば

昨日の、ネパール、カトマンズと言えば、ヒマラヤ登山の玄関口です。 日本ともなじみの深い地域であります。先日、日本の立山連峰の雄山の神社の石垣を積み上げたのも、ネパールの人達の手によったとTV番組でやっていました。これも、ずいぶん昔ですが、 …

常識と非常識、純粋と無知

中学生の頃だと思いますが、新聞の社会面に載っていた記事を読んで、とても驚いたことがありました。 ある地方(としておきます)で、家族が可愛がっていた犬が亡くなったそうです。 家族同様に可愛がっていたため、皆が嘆き悲しみました。 家族は、あまりに…

思考訓練と思考停止(9)

日本の学者の努力で、明代にも尖閣諸島を琉球側と記していた中国史料の存在が明らかになりました。中国は尖閣諸島を明の時代から琉球と認識していたことが判明したわけですが、これで中国の尖閣諸島領有の根拠が消失するでしょうか。 中国にとっては領有の根…

思考訓練と思考停止(8)

暗い話題ばかりで、書いていて気が滅入ってきました。 本題を早く終わらせて、次のテーマに行きたいと思います。 中国の尖閣諸島領有の根拠は、 尖閣諸島は「明代から中国の領土で台湾の付属島嶼(とうしょ)だった」というものです。 明の時代より尖閣諸島…

思考訓練と思考停止(7)

私は数多くの人や書物の影響を受けている筈ですが、自分が影響を受けたと自覚して、記憶に残っている書物等は残念ながらそう多くはありません。大部分を忘れてしまっています。 それでも、覚えている書物に目を通し、初めて目にした時の感動を思い起こしたり…

思考訓練と思考停止(6)

昨日は、中国の尖閣諸島領有の理由を再考してみようと思いながら、ハワイのことで脱線してしまいました。あれから、アメリカに乗っ取られたとも言えるハワイで、ハワイのネイティブの方々の職業選択には、どんな自由があったろうかなどとと想像していると、…

思考訓練と思考停止(5)

尖閣諸島を日本が正式に領有したという閣議決定をした後の、1920年(大正9年)に、魚釣島に漂着した中国漁民を、当時の魚釣島島民が助けたことに対して、中華民国駐長崎領事が石垣の人々に贈った「感謝状」には、「日本帝国八重山郡尖閣列島」と明記さ…

思考訓練と思考停止(4)

冷静に相手の主張とこちらが把握している事実とを比べて、論理構成を築き、相手が納得しやすい主張、第三者の国にも理解しやすい主張をしていくことが、国際社会の交渉に際して大変重要なことだと思います。もちろん、第三者の国の人々の多くが理解し納得す…

思考訓練と思考停止(3)

相手が嫌がることを発言したり、行動したりするのは、嫌なことです。 誰であっても、できれば、相手が反発するようなこと、相手の反感を買うようなことは言いたくはないでしょう。 しかし、国際社会は儒家の影響を受けたり、仏教の影響を受けたりした温和な…

思考訓練と思考停止(2)

敵対意識を持つ相手に対して刺激を与えることがまるで罪なことでもあるかのように、 敵対行為を取ろうとする相手に対して、相手を刺激することを避けるため、話題にするのを避けたり、相手の問題行動を不問に付したりする傾向が、これまで顕著にみられました…

思考訓練と思考停止

中国・台湾、韓国、はたまたロシアとの領土の問題が一気に噴出したかの感があります。 政治家、官僚のこれまでの不作為のつけが出てきたようなものですが、そうした過去に目をつぶり現政府のみをひたすら批判するような風潮も、ずいぶん無責任なことと思いま…

中年の集い

3ヶ月振りの不良中年の集いでした。炭火焼肉を、先輩のM氏宅で行いました。炭火コンロで焼いていたら、キッチンの煙感知器が思いっきり鳴り出しました。 あんまりうるさいので、私が天井から外したのですが、電池の取りだし口が開きません。 仕方ないので…